振り返り記事はこれが最後です。
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一度目の入院は原因がわからず、検査をして、熱が出たらカロナール飲んで（毎日38℃越え）貧血が進んだら輸血して。
対処療法で様子を見ながら炎症がおさまるのを待っているだけだったので、振り返ればなかなかつらいものでした。
しかし二度目の入院は、治療が開始され、恐ろしいほどステロイドが効き、気分的には「治ったんじゃないかな」と思うほどでした。
まだ自分が難病患者になったということを完全には理解していなかったんでしょう。
言葉は悪いけど、病人にされる、病人になっていく、そんな違和感がありました。
この前で元気だったのに、日に日に病人らしくなっていく自分。
治療は薬を飲むだけだったので、看護師さんも日に数回の検温と血圧の測定くらいしか来てくれず、ちょっと寂しかった。
たまの検査が楽しみなほどでした。
（友人のお見舞いはそりゃもううれしかった！みんなありがとう！）
今思えばこのとき私はステロイドハイでした。
ステロイドの副作用はとにかく不眠。
眠くならない。
眠い、と思っても横になると次々いろんなことが頭に浮かびます。
やりたいことがあふれてきます。
おかしいでしょうw
難病でこの先どうなるか分からないのに。
この時の何でもノートには退院したらやりたいことリストがたくさん書かれていてちょっと狂気。
入院9日目からこのブログをはじめましたが、そのころのものを読み返すと、楽しそうで。
（過去記事は「入院2回目」のカテゴリーからご覧いただけます。楽し気な入院ライフ）
実際痛くもかゆくもないので何の苦痛もなく、本を読んで、ブログ書いて、音楽やラジオを聞いて過ごすのは楽しかったんだけどね。
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そんな中でも一度だけ気持ちがコントロールできないほどイライラしたことがありました。
きっかけは些細な事だったけど、どうにも抑えられなかった。
そんな時、窓の外に大きな虹が。
私は何の宗教もないけど、神様っているんじゃないかなと常日頃思っています（神社仏閣好き）
この虹を見て
「やっぱり神様はいるんだ」
と確信しました。
励まされたし、なんだか大丈夫な気がしたんです。
きっとこれから先も大丈夫。
いろいろあるかもしれないけど、これからもその時の全力で頑張っていこうと思います。
