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団地妻の日常

SLE発症から一年が経ちました。一年前を振り返ってみます【退院・予言】

SLE発症から一年が経ちました。一年前を振り返ってみます【外出許可と門脈血栓tamahappy721.hatenablog.com

つづきです。

門脈の血栓をそのままにして退院することが決まりました。

マックス4つだった点滴は一つずつ取れていき、最後は点滴用に入れていたカテーテルを抜いてもらい、すっきり身軽に。

退院の数日前、最後に造影CT検査。
CTの結果、血栓は幾分小さくなっていると。
血栓は早いうちに溶かさないと固く溶けにくくなるんだそうで、私の血栓はもう薬で溶けるような段階は過ぎていたようです。
(入院前からあったのか、入院してからできたのか、薬との相性が悪くて効かなかったのか不明)

退院が決まるとおかしなもので、少し寂しいような感情も湧いてきました。
看護師さんたちみんな優しかった。
病棟の看護師さんたちには退院したら会えなくなるんだ。
前日くらいからもう最後かな?と思う人達には挨拶しておきました。
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七夕が近かったので、デイルームにあった短冊にお願いを。
ほかの人たちの短冊もなかなか切なかったです。
(夫は、ガンのお母さんの退院を願う子供の短冊をみて泣いていました)
健康は、どんなに願っても、頑張っても、手に入らないことがあるんだと
身をもって感じたひと月でした。

退院の日の朝。
最初の主治医のI先生や、月が替わって研修先がほかの科へ変わってしまった研修医のA先生も顔を出してくれました。
嬉しかった。

O先生とは外来への通院になることなどを確認。
外来では膠原病内科も一緒に受診することになっていました。
(症状はなかったけれどシェーグレン確定してました)
他院に血栓に強い先生がいるので希望があれば紹介しますとも提案されたけれど、新たな治療が見つかる可能性は薄そうだったのでお断りしました。

O先生から言われた
「いずれ今回の症状は再発するかもしれません
という言葉。
これね、割と近いうちに実現される予言だったんです。
せんせいすごぉい…。

再発するかもしれないという不安と、時間の経過とともに小さくなる可能性が大いにあるという希望。
それより結局原因はなんだったんだろう?といういろいろな気持ちを抱いて、
7月5日退院となりました。

富士山がきれいに見えるお部屋、さようなら。
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またひと月後、この部屋に戻ってくるとは思いもせずに…。

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